ラグビー 松島幸太朗 仏強豪チームへ移籍前に意気込み

ラグビー 松島幸太朗 仏強豪チームへ移籍前に意気込み
去年のラグビーワールドカップで日本の初めての決勝トーナメント進出に貢献した松島幸太朗選手がフランスの強豪チームへ移籍するのを前に「積み上げてきたものがあるので自信はある」と意気込みを述べました。
27歳の松島選手は、去年のワールドカップで持ち味のスピードを生かしてチーム最多となる5つのトライをあげ、日本にとって初めてとなる決勝トーナメント進出に貢献し、来シーズンから2年契約で、フランスのプロリーグで優勝2回の実績がある「クレルモン・オーヴェルニュ」に移籍します。

松島選手が先月末まで所属していたトップリーグのサントリーが1日、松島選手が移籍の意気込みなどを語った動画を公開しました。

この中で松島選手は「今は家で軽い負荷をかけた筋力トレーニングをしているが、本格的なトレーニングができていないので、それがどう影響するか不安だ」と自粛による調整の難しさを口にしました。

そのうえで、「これまでさまざまな舞台でプレーし積み上げてきたものがあるので自信はある。信頼を勝ち取って先発で出場し試合に出続けていきたい」と意気込みを述べました。

3年後のワールドカップについては、「去年の日本大会で完全燃焼したという感じも少しあったので、あまり意識せず徐々にターゲットにしていければと考えている」と話しました。

新型コロナウイルスの影響で渡航の時期については見通しが立っていないということで、松島選手は当面、日本でトレーニングを続けるということです。