東京 映画館が約2か月ぶり営業再開 客どうしの間隔保って上映

東京 映画館が約2か月ぶり営業再開 客どうしの間隔保って上映
東京都が休業要請を緩和し、1日から「ステップ2」に進んだことを受けて、東京 新宿では、映画館がおよそ2か月ぶりに営業を再開しました。
新宿駅周辺の映画館は、新型コロナウイルスの影響でいずれも休館していましたが、都の休業要請緩和を受けて、1日、多くが営業を再開しました。
このうち新宿東口の老舗の映画館では、感染防止のため、チケット売り場や売店に透明シートの仕切りやアルコール消毒液を設置し、床には「間隔をあけてお待ち下さい」と書かれたシールを貼っています。

また、上映中も客どうしの間隔を保つため、座席チケットは1席ずつあけて販売していて、訪れた人たちは座席配置が表示されたパネルを見ながら従業員の説明を聞き、座席を選んでいました。

仕事が休みだったので来たという映画ファンの50代の男性は「ずっと見たかった映画をやっと見ることができました。きょうは2本見て帰ります」と話していました。また、40代の男性は「席があいているので、ゆったり見られてよかったです。感染対策は万全だと思うので、これからも映画館で映画を楽しみたいです」と話していました。

劇場のスタッフの菅野和樹さんは「2か月ぶりに映画館で見る映画を思う存分楽しんでいただきたい。お客様の安全が第一なので、これからも気を引き締めていきたいです」と話していました。