北九州 再開の商業施設で感染予防対策強化 新型コロナ

北九州 再開の商業施設で感染予防対策強化 新型コロナ
北九州市で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受けて、再開して間もない市内の商業施設では、マスクの着用を呼びかける館内放送を増やしたり、フードコートの座席をさらに減らすなど、感染予防の取り組みを強化しています。
北九州市では、先月31日までに9日連続で合わせて97人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されています。

先月20日に再開した小倉北区の大型商業施設「チャチャタウン小倉」では、感染予防の取り組みを強化していて、マスクの着用や手の消毒などを呼びかける館内放送を、午前と午後に1回ずつから2回ずつに増やしました。
また、200席あるフードコートの座席は、再開後は110席余りに減らしていましたが、これをさらにおよそ90席に減らしました。

このほか、施設内に設置している消毒液の数を増やす対策を行っています。

西鉄のチャチャタウン小倉運営室の荒瀬聡館長は「感染者が増えているので、さらに危機意識を持って取り組まなければならない。感染者を出さないためにも、最少人数で短時間の買い物に協力してほしい」と話していました。