高速バス再開へ 車内で新型コロナ感染対策 広島 福山

高速バス再開へ 車内で新型コロナ感染対策 広島 福山
新型コロナウイルスの影響で運休していた広島県内の高速バスの運行が、1日から多くの路線で再開されるのを前に、福山市のバス会社では、車両の点検や車内の消毒などが行われました。
広島県内の各地を結ぶ高速バスは、一部の路線が運休していましたが、1日から広島市と福山市や尾道市などとを結ぶ路線が、通常の半分ほどの便数で再開します。

このうち、一部の便を担当する福山市の鞆鉄道では、社員がバスの座席や荷物棚を消毒したり、感染対策への協力を求める紙を掲示したりするなど運行再開への準備を行いました。

また、運転席と出入り口との間に透明なシートを設けたり、1列目の座席を使用停止にしたりして運行するということです。

この会社では、市内などを走る路線バスも、1日からほとんどの路線で通常ダイヤに戻ります。

鞆鉄道業務部の瀬田豊文部長は、「お客様に気持ちよく乗ってもらえるよう感染対策をしながら社員一同、安全安心に努めたい」と話していました。