千葉県 大半業種への休業要請を解除 新型コロナ

千葉県 大半業種への休業要請を解除 新型コロナ
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千葉県は、スポーツクラブなど新型コロナウイルスの集団感染が発生した施設の一部も含め、大部分の業種への休業要請を1日解除しました。社会経済活動を元に戻していく一方、感染の第2波への備えを強化することにしています。
千葉県は、休業要請を「A」から「D」の4段階で緩和の対象業種を広げることにしていて、これまでに「B」までの図書館や博物館、映画館などへの要請は解除されています。

その後、新たな感染者が少ない状況が続いていることもあり、千葉県は1日午前0時、「C」にあたる水族館やパチンコ店、テーマパークなどに加え、「D」のうち、スポーツクラブとカラオケ店、ヨガスタジオについて休業要請を解除し、大半の業種への要請が緩和されたことになりました。

スポーツクラブは、県内でも集団感染が発生しましたが、業界側から感染防止のガイドラインが示されたことなどを踏まえ、当初の予定を早めて解除されました。

「D」の対象施設で、残るライブハウスやキャバレー、ナイトクラブなどについては、この1、2週間の推移をみて判断する方針です。

一方、県は第2波の兆候を把握した場合、「警報」を出すことにしていて、新たな感染者数など目安となる3つの指標の数値を県のホームページで公表し、注意を呼びかけています。

千葉県は「いつ第2波が来るかわからないので、『新しい生活様式』による感染防止を続けてほしい」と話しています。