宣言解除後 初の日曜日 感染防止対策取りスポーツ楽しむ 東京

宣言解除後 初の日曜日 感染防止対策取りスポーツ楽しむ 東京
緊急事態宣言が解除されて初めての日曜日を迎えた31日東京都内では、感染防止の対策をしながらスポーツを楽しむ人たちの姿が見られました。
東京 練馬区にあるテニスやサッカーを楽しめるクラブは、先月8日から休業していましたが、緊急事態宣言が解除されたあとの今月26日から営業を再開していて、31日も多くの人たちが訪れました。

クラブでは、感染防止の対策として、受け付けを外に設けて、来たときと帰るときに手洗いをお願いしているほか、体温を測ってこなかった人に検温を行っています。

プレー中のマスクの着用は、熱中症のおそれもあるとして、個人の判断に任せていますが、31日は、顔を広く覆うフェイスカバーなどを身につけてプレーする人の姿も見られました。

また、利用の回数や時間に制限を設けているほかコートの混み具合をツイッターで発信して、利用者を通常の7割ほどにおさえるように取り組んでいるということです。

1か月半ぶりにテニスを楽しんだという70歳の女性は、「感染対策をしてくれているので安心で、それを守ってやっていきたい。かえって新しい習慣ができていいかもしれません」と話していました。

「善福寺公園テニスクラブ」の野田照彦総支配人は「第2波がきたばあい、またテニスができなくなる不安もあるが、新型コロナウイルスと長く向き合える対策を考えている」と話していました。