北九州 新たに119の施設を再び臨時休館 新型コロナ感染拡大で

北九州 新たに119の施設を再び臨時休館 新型コロナ感染拡大で
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北九州市は、新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受けて、市内の美術館など新たに119の市の施設を31日から再び臨時休館にしています。
北九州市では、30日までの8日連続で、合わせて85人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、このうち32人の感染経路がわかっていません。

こうした状況を受けて市は、今月28日から再び臨時休館とした小倉城など43施設に加えて、緊急事態宣言の解除後に順次、再開していた美術館や図書館など新たに119の市の屋内施設を31日から来月18日まで臨時休館としました。

このうち、戸畑区にある「北九州市立美術館本館」は、今月19日におよそ1か月半ぶりに再開したばかりでしたが、わずか10日余りで再び休館することになり、美術館の入り口には、休館を知らせる貼り紙が掲示されていました。

北九州市立美術館の宮本真彦普及係長は「非常に残念に思っている。次に再開したときに精いっぱい、おもてなしができるよう、準備に努めていきい」と話していました。

また、今後の再開時期について北九州市では、市内の感染状況などを踏まえて検討するとしています。