サファリパークが営業再開 来場者にコロナ対策 福島 二本松

サファリパークが営業再開 来場者にコロナ対策 福島 二本松
新型コロナウイルスの影響で休業を続けていた福島県二本松市の東北サファリパークが30日、52日ぶりに営業を再開しました。
二本松市の東北サファリパークは新型コロナウイルスの影響で先月9日から休業していましたが、緊急事態宣言が首都圏や北海道で解除されて初めての週末となった30日、営業を再開しました。

感染対策として従業員は全員体温を測り、来場客にはマスク着用や手の消毒を求めています。

アシカのショーのステージの座席にはひと席おきにテープでバツ印が付けられ、訪れた人たちは距離を取って座り、かわいらしい芸を楽しんでいました。

またことし1月に生まれたホワイトライオンのきょうだい「いっきゅう」と「ユズ」の展示室では、家族連れなどが窓の前に横一列に並び写真撮影などをしていました。

30日の来場者は休業前の7割ほどで、家族5人で訪れた男性は「週末に子どもたちと出かけられず、つらい思いをしていました。子どもたちにいいプレゼントになりました」と話していました。

2歳の娘を連れた30代の女性は「動物好きの娘が楽しそうでよかったです。親もうれしいです」と話していました。