バドミントン日本代表 地方で合宿再開へ 新型コロナ対策

バドミントン日本代表 地方で合宿再開へ 新型コロナ対策
バドミントンの日本代表は、新型コロナウイルスの感染拡大で中断していた練習を、都内の強化拠点の利用集中を避けるため、来月19日から地方の施設で再開することになりました。
これは30日、都内で開かれた日本バドミントン協会の理事会のあと、銭谷欽治専務理事が報道陣に明らかにしました。

バドミントンの日本代表は、東京 北区にあるNTC・ナショナルトレーニングセンターを練習拠点にしていて、NTCは緊急事態宣言の解除を受けて今月27日から各競技団体の利用が再開されました。

しかし、日本バドミントン協会は食堂や宿泊施設などでの利用集中を避けるため、当初予定していたNTCでの練習再開を変更し、来月19日から都内を離れた地方の施設で再開することを決めました。

選手たちは、男女それぞれ別の場所でおよそ10日間の合宿を行い、3か月ぶりに代表での活動を再開するということです。

一方、ことし9月に横浜市の会場で初開催の予定だった国内最高峰の国際大会「ジャパンオープン」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で準備が間に合わないとして、会場を都内に変更する方針だということです。

日本バドミントン協会は感染予防策を踏まえた大会運営の指針や、代表選手や一般競技者向けの独自のガイドラインを近く公表するとしています。