ホッケー日本代表 資産運用学ぶ 引退後の将来設計考える

新型コロナウイルスの影響で練習時間が少なくなっているホッケーの日本代表の選手たちが、この機会に引退後の将来設計を考えようと投資などの資産運用を学ぶ講義を受けました。
これは東京の資産運用会社が開いたもので、ホッケーの男女日本代表のコーチや選手など20人が参加しました。

ウェブ会議システムを使った講義で選手たちは資産運用会社の社員から投資や保険の種類などを学び、新型コロナウイルスの感染拡大が経済に影響を及ぼす中、どういった投資を行っていけばよいかなどが説明されました。

およそ1時間の講義では老後や子育てに必要な金額なども示され、選手たちは真剣な表情で話を聞いていました。

講義の後、男子日本代表の田中世蓮選手は「これまでも現役引退後の生活について考えてきたが、東京オリンピックの後の仕事も決まっていない中、老後に必要な金額などを見て心配になった。これを機会にもう少し勉強していきたい」と話しました。

講師を務めた資産運用会社の中島瑛美営業課長は「こうした取り組みを広く継続させて保険や資産形成の重要性を伝えていきたい」と話していました。