通天閣 展望台再開「ビリケンさん」は触るまね 新型コロナ

通天閣 展望台再開「ビリケンさん」は触るまね 新型コロナ
新型コロナウイルスの影響で先月上旬から休業していた大阪の通天閣の展望台が30日営業を再開し、地元の親子連れなどが続々と訪れて展望台からの景色を楽しんでいました。
大阪 浪速区の通天閣は新型コロナウイルスの影響で先月9日から展望台を休業していましたが、政府の緊急事態宣言の解除などを受けて30日、営業を再開しました。

午前9時にオープンすると地元の親子連れなどが続々と訪れ、展望台からの景色を楽しんでいました。

通天閣では営業再開にあたって受け付け前の検温や従業員のフェイスシールドの着用などの感染対策を徹底しています。

展望台には足の裏をなでると幸福が訪れると言われる「ビリケンさん」の像が置かれていますが、感染対策として訪れた人たちは実際には触らずに触るまねだけをしていました。

息子2人と訪れた44歳の男性は「久しぶりに出かけて、展望台からの景色を見ることができてよかったです」と話していました。

通天閣観光の高井隆光社長は「営業を再開し、笑顔のお客さんの姿を見ることができて本当にうれしいです。今後は感染対策をとりつつ大阪のシンボルとして街に光をともし続けたい」と話していました。