プロ野球 広島 約2か月ぶりの紅白戦を再開 感染防止対策も

プロ野球 広島 約2か月ぶりの紅白戦を再開 感染防止対策も
プロ野球 広島は6月19日のシーズン開幕へ向け、29日、およそ2か月ぶりの実戦となる紅白戦を行い、開幕投手を務める予定の大瀬良大地投手は3回を1失点にまとめ、「反省点が多かったので調整したい」と今後を見据えました。
広島は29日、広島市のマツダスタジアムで3月下旬以来、およそ2か月ぶりの実戦となる紅白戦を行いました。

試合では、開幕投手を務める予定の大瀬良投手が先発し、1回に新外国人のピレラ選手にスライダーが甘く入りソロホームランを打たれましたが2回以降は立て直してヒットを許しませんでした。

大瀬良投手は3回をヒット4本、1失点にまとめ、ストレートの最速は147キロを計測しました。

大瀬良投手は「スライダーがもう少しかなという感じがある。直球などはいいものが出たが、上体が突っ込むなど、反省点のほうが多かったので、次の登板に向けて調整していきたい」と話していました。

一方、野手では、昨シーズン、レギュラーに定着した中軸候補の西川龍馬選手がセンターにソロホームランを打つなど、合わせて5本のホームランが出て順調な調整ぶりを見せました。

また29日の紅白戦では、新型コロナウイルスの感染防止のため、佐々岡真司監督など首脳陣はマスクを着用してベンチに入り、選手たちはハイタッチを行わないなど、対策を行っていました。