国内の宿泊者数 4月は76%余減と過去最大に コロナ影響 観光庁

国内の宿泊者数 4月は76%余減と過去最大に コロナ影響 観光庁
先月、国内のホテルや旅館などを利用した宿泊者は、速報値で延べ1079万人と、去年の同じ月と比べて76.8%減少しました。減少幅は、統計を取り始めた平成19年以降最大で、新型コロナウイルスの感染拡大が観光業に与える深刻な影響が改めて浮き彫りになりました。
観光庁の発表によりますと、先月、ホテルや旅館などを利用した宿泊者は、速報値で延べ1079万人と、去年の同じ月と比べて76.8%減少しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛で、旅館やホテルなどの臨時休業が相次ぐなどしたためで、減少幅は、統計を取り始めた平成19年以降、最大です。

また、外国人の宿泊者も延べ26万人と、去年の同じ月と比べて97.4%減少し、過去最大の減少幅となりました。

この結果、全国のホテルや旅館などの客室稼働率も16.6%と、過去最低の水準に落ち込んでいて、感染拡大による観光業への深刻な影響が改めて浮き彫りになりました。