NY株式市場 値下がり 米中対立激化の懸念で

NY株式市場 値下がり 米中対立激化の懸念で
28日のニューヨーク株式市場はアメリカと中国の対立激化への懸念から、ダウ平均株価は、3日ぶりに値下がりしました。
28日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて147ドル63セント安い、2万5400ドル64セントでした。

ダウ平均株価は、前日まで2日続けて500ドルを超える値上がりを続けていましたが、3日ぶりに値下がりしました。

市場では景気の先行きへの期待が根強く、この日も株価は前日に比べて値上がりで推移していましたが、トランプ大統領が中国についての記者会見を29日に行うとの発表が伝わると一気に売り注文が増えました。

市場関係者は「中国との対立は経済に深刻な影響を与えるほどエスカレートしないのではないかという見方が市場では大勢だが、取り引き終了にかけていったん利益を確保しておこうという動きが強まった」と話しています。