9月入学 “政府・与党は猛省を” 立民 安住国対委員長

9月入学 “政府・与党は猛省を” 立民 安住国対委員長
「9月入学」について、立憲民主党の安住国会対策委員長は、安倍総理大臣が「前広にさまざまな選択肢を検討していきたい」と述べたのは拙速だったと批判したうえで、休校中の学習の遅れを取り戻す施策の検討を優先すべきだという考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の長期化を受けて、政府・自民党は、対応策の1つとして、「9月入学」に移行した場合の影響などを検討していますが、文部科学省では、現状では導入は難しいという見方が広がっています。

立憲民主党の安住国会対策委員長は、会派の代議士会で「教育現場のことを考慮せず、安倍総理大臣が軽々しく『前広にさまざまな選択肢を検討していきたい』と述べた責任は大変重く、小学生でも『どうかな』と思う。政府・与党に猛省を促したい」と批判しました。

そのうえで、「『9月入学』の是非は、5年、10年をかけてしっかり議論すればいいが、ことしの修学の遅れを解決することに全力をあげるべきだ」と述べ、休校中の学習の遅れを取り戻す施策の検討を優先すべきだという考えを示しました。