新型コロナ休校終え小学生が田植え体験 山口 美祢

新型コロナ休校終え小学生が田植え体験 山口 美祢
新型コロナウイルスの影響で休校が続いていた山口県美祢市の小学校では、授業の再開を受けて子どもたちが田植えを体験しました。
山口県美祢市の大田小学校では地域の農業への理解を深めてもらおうと、毎年、5年生の社会科の一環として田植えの体験授業を行っています。

今月20日に市内の小中学校でおよそ1か月ぶりに授業が再開されたことを受けて、27日は児童20人が学校近くの水田に集まり、互いにできるだけ距離を保つなど感染防止の対策をとりながら、田植えに挑戦しました。

子どもたちは、横一列に並び、地域のボランティアの人たちの指導を受けながら、慣れない手つきで苗を植えていきました。

参加した女子児童は「農家の人たちはいつも大変な仕事をしてお米を作ってくれているのだと感じました。自分が植えた苗が成長して収穫できるのが楽しみです」と話していました。

大田小学校の池田洋一校長は「ようやく学校が再開し、田植え体験ができてうれしく感じます。地域の方々とふれあう中で、働くことの大変さや楽しさを感じてほしい」と話していました。

小学校では9月に収穫体験も行う予定で、子どもたちと地域の人たちとの交流も深めていきたいとしています。