新型コロナ感染続く北九州市 小倉城が再度休館へ

新型コロナ感染続く北九州市 小倉城が再度休館へ
北九州市の観光名所、小倉城は26日、およそ3か月ぶりに一般公開を再開しましたが、新型コロナウイルスの感染確認が市内で続いている状況を受けて28日から再び臨時休館することになりました。
北九州市では、26日まで4日連続で新型コロナウイルスに感染している人が確認され、合わせて14人にのぼっていますが、このうち13人の感染経路がわかっていません。

これを受けて、北九州市は、市の施設のうち小倉城や市立文学館など合わせて43の施設について、28日から来月18日まで臨時休館することを決めました。

観光名所の小倉城は、26日、およそ3か月ぶりに一般公開を再開したばかりでしたが、わずか2日で再び休館することになりました。

2歳の子どもを連れて城の近くを訪れていた小倉北区の30代の女性は、「引っ越してきたばかりで、行きたいと思っていたので残念です。家族もいて感染が怖いのでしかたないと思います」と話していました。

また小倉北区の40代の女性は、「観光客も増えると思っていたのに、とおりもさみしくなると思います。早く人通りが多くなるように新型コロナウイルスが収束してほしいと思います」と話していました。