北九州市 40余の施設臨時休館に 市長「第2波の入り口」

北九州市 40余の施設臨時休館に 市長「第2波の入り口」
北九州市は、新型コロナウイルスの感染確認が続いたことを受けて、26日、緊急の対策会議を開き、市の40余りの施設について28日から臨時休館することを決めました。対策会議で北橋市長は「第2波の入り口に立っている」と述べて警戒を呼びかけました。
北九州市では先週金曜日まで23日連続で感染が確認されていませんでしたが、土曜日から3日連続で感染が確認され、合わせて12人に上ったのを受けて市は26日、緊急の対策会議を開き対応を協議しました。

会議の冒頭、北橋市長は「第2波の入り口に立っていると感じている。決して第2波にさせないためにこの新たな動きをここで食い止めていかなければならない」と述べて警戒を呼びかけました。

会議では緊急事態宣言の解除を受けて、今月13日から順次再開していた市の施設のうち、小倉城や漫画ミュージアム、児童文化科学館など合わせて43の施設について28日から6月18日まで臨時休館することを決めました。

また、市が主催するイベントについては当面中止か延期にすることを決めました。

北九州市はできるかぎり不要不急の外出を自粛するほか、マスクの着用や人との距離の確保など感染予防に努めるよう改めて市民に呼びかけています。

北九州市では26日も新たに2人の感染が確認され、4日連続の感染確認となっています。