“宣言解除” 全業種で営業可能に 対策の徹底求める 神奈川

“宣言解除” 全業種で営業可能に 対策の徹底求める 神奈川
緊急事態宣言の解除を受け、神奈川県は27日から、すべての業種で午後10時まで営業が可能になります。これを前に県は20の業態や施設ごとに感染防止対策をまとめたチェックリストを公表し、対策の徹底を呼びかけています。
神奈川県は休業要請の緩和を2段階で行う方針で、27日午前0時からは「ステップ1」として、すべての業態や施設の営業が午後10時まで可能になります。

これを前に、県は26日、20の業態や施設ごとに感染防止対策のポイントをまとめたチェックリストを公表しました。

リストでは、飲食店、劇場、大学や学習塾などのほか、スポーツクラブやヨガスタジオ、パチンコ店、ナイトクラブやスナックなど、業種ごとに対策を具体的に示していて、このうち劇場は、前後左右を空けて着席し、チケットを確認する際は接触を回避するといった点が挙げられています。
さらに県は、店舗などに掲示したQRコードから登録すると、同じ日時に同じ場所を利用した人から感染者が出た場合に、県からアプリを通じて通知が来る「LINEコロナお知らせシステム」を26日から始めました。県は、県内のすべての店舗や施設に導入を呼びかけています。

黒岩知事は「事業者の徹底した感染防止対策を支援し、県民が安心して利用できる流れを作りたい」と話しています。