航空会社 乗客にマスク義務づけ 座席空ける コロナ対策強化

航空会社 乗客にマスク義務づけ 座席空ける コロナ対策強化
緊急事態宣言が出されて以降、航空各社では乗客へのマスクの着用の義務化や機内の消毒の徹底など対策の強化を進めています。
全日空は国内線が運航するすべての空港のチェックインカウンターに透明のカーテンを設置し、旅客担当者にはフェイスシールドを着用させて接客に当たらせています。

機内のテーブルやひじ掛けは、国内線は1日1回、国際線は毎便ごとに、消毒を行っています。

さらに緊急事態宣言の解除を受けて来月からは、乗客にマスクの着用を義務づけることにしています。

日本航空は、乗客にマスクの着用を呼びかけているほか、隣席の販売を中止するなどの対応を取っています。

スカイマークも、多くの便で3列席の真ん中の座席を空けて座るようにするなどの対応を取っているということです。

全日空エアポートサービスの久沢弘太郎旅客サービス部長は「安心して搭乗してもらうためにマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など、お客さまにも協力をお願いしたいです」と話しています。