東京 港区の結婚式場は、先月7日から休業していましたが、緊急事態宣言が解除される中、27日の営業再開に向けて、準備を始めました。

会場では、スタッフが、挙式の際、出席者どうしが十分、間隔を空けられるよう、一部のいすに、座れないことを示すカードを置いていたほか、ウエディングドレスの消毒作業や、接客用のフェイスガードの準備なども行われていました。

また、25日は、10月に式を挙げる予定のカップルとオンラインでの打ち合わせも行われ、スタッフが料金や会場について説明していました。

打ち合わせを行った女性は「いままでは先が見えず、こういう打ち合わせをしても意味がないんじゃないかと何も動けなかった。きょうを機に動き出せ、前向きで楽しみな気持ちになってきている」と話していました。

「小さな結婚式」表参道店の堀江麻依さんは「休業中も、妊娠や、家族の病気などさまざまな理由から『早く結婚式を挙げたい』というお客さんがたくさんいた。感染予防対策をしっかり行い、新郎新婦やご家族、ゲストの方々をお迎えする準備を整えていきたい」と話していました。