都立高校など 来月1日再開の方向で最終調整 都教委 新型コロナ

都立高校など 来月1日再開の方向で最終調整 都教委 新型コロナ
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緊急事態宣言が25日に解除されたあと、東京都教育委員会は来月1日から都立高校などを再開させる方向で最終調整しています。再開後は、まずは登校日を限定する分散登校を実施し、感染拡大の防止を図りながら全面的な再開に移行したい考えです。
新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、都立の高校、中高一貫教育校、特別支援学校はことし3月2日から休校となり、その後、緊急事態宣言をうけて休校の期間が今月31日まで延びています。

これについて東京都教育委員会は、宣言が25日に解除されたあと、今月29日までの間に1日程度、登校日を設けて準備をしたうえで、来月1日から再開させる方向で最終調整しています。

都立高校の場合、1日以降は週に2、3日程度の登校日を設けて、在校時間を半日、登校する生徒を3分の1程度に抑えるなどして、感染拡大の防止を図ることにしています。

その後、徐々に登校日や生徒数を増やしながらオンライン学習などと並行して学習の機会を確保し、全面的な再開に移行したい考えです。

一方、再開に向けたこうした取り組みを小中学校を管轄する区市町村の教育委員会に伝え、それぞれの地域の状況に合わせて判断してもらうことにしています。