“カレーで元気になって” 休校中の子どもたち支援 埼玉 熊谷

“カレーで元気になって” 休校中の子どもたち支援 埼玉 熊谷
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校の臨時休校が続く中、子どもたちの食事を支援しようと、埼玉県熊谷市の飲食店が地域の中学生らにカレーライスを無料でふるまいました。
この取り組みは、臨時休校が続く子どもたちの食事を支援して元気づけようと、熊谷市にある飲食店が企画しました。

市内の飲食店の駐車場には仮設のテントが設置され、地元の農家などから提供された米や野菜を使ったカレーライスおよそ200食が、給食で利用される予定だった牛乳とともに、地域の中学生らに無料で配られました。

会場には昼前から中学生たちが次々と訪れ、ボランティアから「勉強頑張ってね」などと声をかけられると、うれしそうな表情を浮かべながらカレーライスを受け取っていました。

訪れた中学1年生の男子生徒は「カレーライスをもらえてありがたいです。たまにしか外に出られず大変ですが、カレーを食べて勉強を頑張りたいです」と話していました。

企画した飲食店を経営する堀越真さんは「地域の皆さんで食材の提供や配布など、ワンチームになって取り組みました。カレーを食べて元気になって、学校が再開した時には、勉強や部活動を頑張ってほしいです」と話していました。