土産物など格安販売 コロナで売り上げ減の事業者支援 秋田

土産物など格安販売 コロナで売り上げ減の事業者支援 秋田
新型コロナウイルスの影響で、売り上げが減少した事業者を支援しようと、秋田市で土産物などを一堂に集めて、格安で提供する販売会が開かれています。
販売会は観光客などの減少で売り上げが減り、多くの在庫を抱えた事業者を支援しようと、秋田市や男鹿市、潟上市、それに地元のJAでつくる協議会が企画しました。

秋田市の公園には12の事業者が間隔を空けてブースを設け、このうち市内の仲卸会社は、道の駅や空港に卸している商品のうち、賞味期限が迫っている菓子など、およそ30の商品を3割引きから半額で販売していました。

また、大根をくん製にした伝統食『いぶりがっこ』や稲庭うどんなど、秋田の名産品も並び、訪れた人たちは入り口での検温やマスクの着用など感染防止に協力しながら、気に入った品物を買い求めていました。

秋田市の60代の男性は「そばや菓子などを買いました。少しでも地元の役に立てればと思います」と話していました。

出店した仲卸会社の男性は「賞味期限が近い在庫が多くあり、悩んでいたのでありがたいです。販売会を通じて地元の商品を改めて知ってもらう機会になればと思います」と話していました。

この販売会は今月24日と30日、31日にも開かれます。