米 ニューヨーク株式市場 ダウ平均株価 小幅な値下り

米 ニューヨーク株式市場 ダウ平均株価 小幅な値下り
22日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、小幅な値下がりでした。
22日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて8ドル96セント安い、2万4465ドル16セントでした。

この日は、アメリカと中国の対立が再び激しくなるのではないかとの懸念から売り注文が先行し、取り引きを控える動きも目立ちました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けたニューヨーク株式市場の株価の急落から3か月がたちましたが、ダウ平均株価は22日の取り引きを終えて、依然、急落前に比べて15%以上安くなっています。

一方、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は、急落前と比べ、マイナス2.6%のところまで戻していて、急落前の水準にほぼ回復しています。

IT関連産業は、新型コロナウイルスの影響を受けにくいとして、この間、アマゾンや動画配信大手のネットフリックスが最高値を更新するなど、ダウ平均株価に比べて株価回復のペースが早くなっています。

ただ、危機対応ともいえる超金融緩和によって、株式市場に資金が流れ込んでいるためだとして、実体経済とのかい離を指摘する声も出ています。