草津温泉 名物「湯もみ」を見学できる観光施設が再開 群馬

草津温泉 名物「湯もみ」を見学できる観光施設が再開 群馬
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新型コロナウイルスによる休業要請が解除されたことを受け、草津温泉で名物の「湯もみ」を見学できる観光施設が22日から再開しました。
草津町にある「熱乃湯」は、温泉の湯を板でかき混ぜて温度を下げる名物の「湯もみ」を見学できる町の観光施設で、県の要請により先月18日から休業していましたが、要請が解除されたことを受け、22日から営業を再開しました。

施設では、訪れた人の検温を行い、見学する座席の間隔を1メートルほどあけたうえ湯もみを実演するスタッフもマスクを着用するなどの対策をとっていました。

一方、通常行っている湯もみの体験は感染予防のため、当面、休止するということです。

見学に訪れた50代の女性は「湯もみの伝統を感じられたし、『ソーシャルディスタンス』をしっかりとって見学できたので安心した。観光地の状況は、ふだんとはかけ離れているので、早く元に戻ってほしい」と話していました。

草津温泉観光協会の大川揚一事務局長は「お客様も来てくれて、スタッフたちがいきいきと湯もみをしている姿を見ることができて安心した。安全対策を怠ることなく安心して利用してもらえるよう努めていきたい」と話していました。