オリエンタルランド 2000億円の融資枠設定 ディズニー休園で

オリエンタルランド 2000億円の融資枠設定 ディズニー休園で
臨時休園が続く東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドは、手元の資金を厚く確保するため、取り引き銀行との間で2000億円規模の融資枠を設定しました。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、感染拡大の影響で、2月末から臨時休園が続いています。

これに伴って、仕事がない状況となったアルバイトおよそ2万人に対して休業手当を出しているほか、今月18日からは5400人の社員を対象に月に4日を休業日として賃金の一部を支払う一時帰休を実施しています。
2つのテーマパークを運営するオリエンタルランドは、経営環境が急激に悪化する中、取り引き銀行のみずほ銀行に2000億円規模の融資枠の設定を要請し、今月15日に契約を結んだということです。

会社によりますと、ことし3月末時点の現金や預金はおよそ2600億円あり手元の資金に問題はないとしていますが、影響の長期化に備えて資金をさらに厚く確保するねらいがあるとしています。