生保大手 3社とも減収 外貨建て保険の販売低迷 新型コロナ
生命保険大手3社の昨年度の決算は、いずれも減収でした。新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に金利が世界的に低下して、利回りが悪くなった外貨建て保険の販売が伸び悩みました。
発表によりますと、売り上げにあたる「保険料等収入」は、
▼第一生命ホールディングスが前の年度に比べて8.6%の減少、
▼明治安田生命が5.5%の減少、
▼住友生命が6.1%減少し、3社とも減収となりました。
これまでは3社とも、高い利回りで人気を集めた外貨建ての生命保険が収益を引っ張ってきました。
しかし、世界経済の減速や新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各国が金融緩和に踏み切って金利が低くなったため、外貨建ての生命保険の利回りも低下し、販売が伸び悩みました。
また第一生命と住友生命は、本業のもうけにあたる「基礎利益」も減益となりました。
一方、各社とも現在は、新型コロナウイルスの影響で対面での営業を全国的に自粛しています。
緊急事態宣言の解除が進んでいますが、感染が広がらないよう営業の再開は慎重に考えるとしています。
明治安田生命の中村篤志常務は「対面営業の再開は地域ごとに判断し、電話やアプリなどを活用した非対面の営業にも力を入れていく」と話しています。
▼第一生命ホールディングスが前の年度に比べて8.6%の減少、
▼明治安田生命が5.5%の減少、
▼住友生命が6.1%減少し、3社とも減収となりました。
これまでは3社とも、高い利回りで人気を集めた外貨建ての生命保険が収益を引っ張ってきました。
しかし、世界経済の減速や新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各国が金融緩和に踏み切って金利が低くなったため、外貨建ての生命保険の利回りも低下し、販売が伸び悩みました。
また第一生命と住友生命は、本業のもうけにあたる「基礎利益」も減益となりました。
一方、各社とも現在は、新型コロナウイルスの影響で対面での営業を全国的に自粛しています。
緊急事態宣言の解除が進んでいますが、感染が広がらないよう営業の再開は慎重に考えるとしています。
明治安田生命の中村篤志常務は「対面営業の再開は地域ごとに判断し、電話やアプリなどを活用した非対面の営業にも力を入れていく」と話しています。