JR東日本 新幹線4割減の計画を撤回 宣言一部解除で乗客増

JR東日本 新幹線4割減の計画を撤回 宣言一部解除で乗客増
JR東日本は緊急事態宣言が一部で解除されて以降、乗客が徐々に増えているなどとして今月28日から新幹線の運行本数を4割減らすと発表していた臨時ダイヤを撤回し、現状のダイヤを維持することを決めました。
JR東日本は新型コロナウイルスの影響で乗客が大幅に減ったことを受け、今月28日から
▽東北・北海道新幹線、
▽秋田新幹線、
▽山形新幹線、
▽上越新幹線、
▽それに北陸新幹線の定期列車をおよそ4割減らして運行する臨時ダイヤを発表していました。

しかし、緊急事態宣言が一部で解除されたあと、乗客が徐々に増えていることなどから今後、車内が混雑しないよう運行本数を確保する必要があるとして、臨時ダイヤを撤回し、現状のダイヤを維持することを決めたということです。

また2割ほど運行を減らすとしていた中央線と常磐線の特急列車の運休計画も取りやめ、現状のダイヤを継続するということです。

一方、東海道新幹線は、すでに今月11日から定期列車の一部を運休していましたが、来月1日から通常本数に戻し、すべての定期列車を運行することにしています。