新型コロナで休校続く小学校 窓に児童の自画像 福井 大野

新型コロナで休校続く小学校 窓に児童の自画像 福井 大野
新型コロナウイルスの影響で休校が続く福井県大野市の小学校では、来月1日からの授業再開を前に子どもたちの笑顔の自画像が校舎に張り出されました。
大野市の下庄小学校は、休校中の子どもたちに前向きに過ごしてほしいと、293人の全校児童に笑顔の自画像を描いてもらい展示することにしました。

自画像は先週提出されたもので、校舎の外からでも見えやすいようにと、先生たちが校舎の2階の窓に貼り出しました。

下庄小学校は、保護者が毎週金曜日に課題を受け取るために学校を訪れていますが、福井県内の外出自粛が解除されたことを受けて、22日は多くの子どもたちも訪れ、窓一面に貼られた自画像を眺めながら自分の作品を探していました。

小学6年生の女の子は「絵を見るとみんな元気そうでよかった。みんなと学校で会いたいです」と話していました。

子どもと学校を訪れた父親は「子どもたちのたくさんの笑顔が見られる、とてもよい取り組みです。早く学校が始まって、子どもたちが思いっきり体を動かせるようになるといいですね」と話していました。

下庄小学校は来月1日から授業が始まる予定で、子どもたちの自画像は今月27日まで展示するということです。