埼玉の2市 先月28日以降誕生の赤ちゃんにも10万円 新型コロナ

埼玉の2市 先月28日以降誕生の赤ちゃんにも10万円 新型コロナ
埼玉県富士見市とふじみ野市は、現金10万円を一律に給付する特別定額給付金の対象とならない先月28日以降、年内に生まれた赤ちゃんにも独自に10万円を給付することを決めました。
国が1人一律10万円を給付する特別定額給付金は、先月27日に住民登録されている人が対象になりますが、その翌日以降に生まれた赤ちゃんは対象となっていません。

こうした中、富士見市とふじみ野市は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新たに子どもが生まれる家庭を支援するため、基準日の翌日以降、年内に産まれた赤ちゃんを対象に1人当たり10万円を独自に給付することを決め、来月から受け付けを始めるということです。

給付を受けるには、2つの市とも赤ちゃんの保護者が基準日の先月27日の時点で住民登録されていることなどが条件で、それぞれ500人余りの申請を見込んでいるということです。

ふじみ野市経営戦略室の武井克裕室長は「出産した家庭の経済的な支援を考え独自給付を決めた。今後、速やかな給付を行っていきたい」と話していました。