東京都 緊急事態宣言解除の場合 飲食店営業は段階的に緩和へ

東京都 緊急事態宣言解除の場合 飲食店営業は段階的に緩和へ
東京都は、緊急事態宣言が解除されれば、休業などの要請を4段階で緩和する考えで、このうち飲食店では段階的に午後10時や翌日の午前0時まで営業できるようにする方針です。
都は、緊急事態宣言が出ているうちは外出自粛や休業の要請を続ける一方、宣言が解除されれば、速やかに段階的な緩和を始めます。

緩和は4段階で行い、最初の段階では、飲食店や博物館、観客席を除く屋内の運動施設や学校などを対象にします。

このうち飲食店については現在、午後8時までの短縮を要請している営業時間を段階的に遅らせ、まずは午後10時まで、その後、翌日の午前0時まで営業できるようにするということです。

第2段階では、学習塾や劇場、集会場など、その次の第3段階では、ネットカフェやパチンコ店などを緩和します。

そして最終的には要請を全面的に緩和しますが「クラスター」が発生したことがある業種の緩和は、国の方針も踏まえて対応を検討するということです。

都は、段階を進めるために2週間ごとに感染状況などを評価する考えですが、新たな感染の確認が減少傾向にあることも踏まえ、次の段階に進むまでの期間の短縮も検討しています。

こうした内容は、新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップとして、小池知事が22日午後、記者会見で説明することにしています。