3密対策したら「密ナシュラン」認定 山形 上山

3密対策したら「密ナシュラン」認定 山形 上山
来月から本格的に始まるさくらんぼ狩りのシーズンを前に、山形県上山市の観光業界は、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した施設を認証する制度を22日から始めました。
上山市のさくらんぼ観光果樹園でつくる協議会などは、新型ウイルス対策に力を入れていることを広くPRしようと、独自のガイドラインに沿った対策を徹底した施設にステッカーを配布する新たな認証制度を設けました。

ガイドラインには、
▽入り口に消毒液を置くこと、
▽飛まつ感染を防ぐパネルを設置すること、
▽客が間隔を空けてレジに並ぶよう呼びかけるシートを足元に置くこと、などが示されています。

初日の22日は、観光果樹園と土産物店、合わせて2店に市の観光物産協会の担当者がステッカーを配り、店の人たちは受け取ったステッカーを早速店頭に貼り出しました。

ステッカーは、レストランなどを格付けするフランスの「ミシュランガイド」にちなみ、「密ナシュラン」と名付けられ、特選品や地元のかかし祭を参考にして「さくらんぼ」「かかし」「温泉」の3つのマークがあしらわれ、「3密対策店舗」と書かれています。

ステッカーを受け取った観光果樹園の高橋利洋専務は「ステッカーを一目で見てこの店は対策していると分かってもらい、お客様に安心して来てほしい」話していました。