介護従事者対象の相談ホットライン開設 新型コロナ

介護従事者対象の相談ホットライン開設 新型コロナ
介護の現場で新型コロナウイルスへの感染が相次ぐ中、労働組合が介護従事者の相談に応じるホットラインを22日から始めました。
ホットラインを行っているのは、東京 江東区にある介護従事者などでつくる労働組合「ケアワーカーズユニオン」と「下町ユニオン」です。

22日は午前10時から相談の受け付けが始まり、このうちデイサービスの事業所で働いているという男性からは「感染が怖いと家族に言われ、これまでのように働けなくなってしまった同僚がいて、現場がまわらない」などといった相談が寄せられ、担当者が勤務の状況などを聞き取っていました。

ケアワーカーズユニオンの間庭尚之運営委員長は「介護の現場では、高齢者などと体の接触が避けられず互いに感染リスクがある一方、防護服などの物資は不足する状態が続いている。介護従事者への支援は十分とは言えず、ホットラインでの悩みを行政に伝えて改善を求めていきたい」と話していました。

介護従事者を対象にしたホットラインは22日と23日の2日間、午前10時から午後7時まで電話、またはメールで受け付けています。

電話番号は03-3638-3369、
メールアドレスは、shtmch@ybb.ne.jpです。