東京都 今後の対応まとめた“ロードマップ”発表へ 新型コロナ

東京都 今後の対応まとめた“ロードマップ”発表へ 新型コロナ
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東京都は22日、新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップを発表します。休業要請の最初の緩和には飲食店を含めて、徐々に夜遅くまで営業できるようにするほか、屋内の運動施設や休校が続く学校も含める方向で調整を進めています。
東京都は新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップを22日、発表します。

このなかで都は、緊急事態宣言が出ているうちは外出自粛や休業の要請を続けるとする一方、宣言が解除されれば、速やかに段階的な緩和を始めるとしています。

このうち、最初の緩和の対象には飲食店を含めて、現在、午後8時までの短縮を要請している営業時間を段階的に遅らせ、まずは午後10時まで、その後、翌日の午前0時まで営業できるようにする方向で調整を進めています。

このほか博物館や図書館などの文化施設、それに観客席を使わないことを条件に屋内の運動施設も含める方向です。

また休校が続く学校についても最初の段階で分散登校から再開し、その後、児童・生徒の数や学校にいる時間を徐々に増やし全面再開に近づけたい考えです。

都は先週、発表したロードマップの骨格のなかで2週間ごとに感染状況などを評価し、段階的に緩和するとしていましたが、新たな感染の確認が減少傾向にあることも踏まえ、次の段階に進むまでの期間を短縮することも検討しています。