千葉県 休業要請の措置 業種ごと4段階に分けて緩和へ

千葉県 休業要請の措置 業種ごと4段階に分けて緩和へ
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千葉県は、緊急事態宣言に基づいて行っている休業要請の措置について業種ごとに4段階に分けて緩和を行う一方、感染が再び拡大しないよう新規の感染者数などの指標を目安として設け、それを超えた場合は再び要請を行う方針を固めました。
緊急事態宣言の解除が見送られた千葉県は、休業要請の緩和や感染の第2波に備えた対策を検討していますが、その具体的な内容が判明しました。

それによりますと、休業要請の緩和は4段階で進め、まず22日、図書館や博物館などへの要請の解除を決めます。

その後感染の状況を見ながら、2段階目として大学や自動車学校など、3段階目にパチンコ店やゲームセンターなどへの要請解除を検討します。

そして最終的に4段階目としてスポーツクラブやカラオケ店、ナイトクラブなどの解除を検討するということです。

一方、感染の第2波の兆候を速やかに把握するため、直近の1週間で1日平均の新たな感染者数が5人以上、検査で感染が確認された人の割合を示す陽性率が3.5%以上など目安となる3つの指標を設けます。

その指標を上回った場合には独自に「警報」を出し、さらに感染拡大した場合再び要請を行うということです。

千葉県はこうした方針を22日発表することにしています。