中日 ナゴヤドームで練習再開 約1か月半ぶり

中日 ナゴヤドームで練習再開 約1か月半ぶり
プロ野球が来月中のシーズン開幕を目指す中、中日は21日から、およそ1か月半ぶりに本拠地ナゴヤドームでの練習を再開しました。
中日は新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受け、大勢が集まらないように選手を少人数のグループに分けたうえで4月8日から、屋外のナゴヤ球場で自主練習を続けてきました。

こうした中、12球団が、延期となっているシーズン開幕について、最短で6月19日を目指す方針としたことなどから、調整のペースを上げる必要があるとして21日から1軍が、およそ1か月半ぶりにナゴヤドームでの練習を再開しました。

選手たちは午前と午後で2つのグループに分かれ、これまで原則、選手2人までに絞ってきたグラウンドを使う人数も増やされました。

このうち午前の練習には、平田良介選手や大野雄大投手など16人の選手が参加しました。

与田剛監督など首脳陣が見守る中、ピッチャーと野手が連携するサインプレーの確認に時間を費やすなど、チームとしての練習に取り組んでいました。

平田選手は「これまでは、できる練習が少なくて、もの足りなかったので久しぶりの広い場所での練習で、いつもより疲れた。開幕まで準備の期間は短くなりそうだが、その中でも、どうすればうまくいくか考えてやっていきたい」と話していました。