夏の甲子園中止 プロ野球スカウト「選手の評価難しい」

夏の甲子園中止 プロ野球スカウト「選手の評価難しい」
夏の全国高校野球の中止決定から一夜明けた21日、プロ野球・オリックスのスカウトが取材に応じ「試合を見られない現状で選手を評価するのは非常に難しい」と秋のドラフト会議への影響を懸念していました。
オリックスで12年間、スカウトを務める牧田勝吾編成部副部長は21日、電話でのインタビューに応じ、夏の甲子園が中止になった影響について答えました。

牧田さんは秋のドラフト会議に向けて「これまで夏の大会は、春から夏にかけての選手の成長を見る場で、大きな評価材料になる舞台だった。しかし、試合が見られない現状で、選手を評価するのは非常に難しいです」と話しました。

そして、今後の対応については「プロを目指す選手をどのように視察するのか、話し合わなければならない。まだ緊急事態宣言が解除されていない自治体もあるので、解除されてから練習を中心に視察をして評価していきたい」と話しました。