女性死亡の事故 ブレーキの痕跡なく 猛スピードで突っ込んだか

女性死亡の事故 ブレーキの痕跡なく 猛スピードで突っ込んだか
東京 大田区で警察の職務質問を振り切って車が暴走し、歩行者が死亡した事故で、現場にはブレーキをかけた痕跡が残されていないことが警視庁への取材でわかりました。近くを走っていた車のドライブレコーダーには猛スピードで走る車が記録されていて、警視庁は速度を落とさず突っ込んだとみて捜査しています。
20日午後、東京 大田区南馬込で、警察の職務質問を振り切って車が歩道に乗り上げて暴走し、区内に住む高橋悠さん(34)が巻き込まれて死亡しました。

警視庁は車を乗り捨ててマンションに逃げ込んだ住所不詳の飲食店店員、中川真理紗容疑者(31)を21日、ひき逃げや過失運転致死の疑いで再逮捕しました。

その後の調べで、事故現場付近には、歩道に乗り上げた状況はあるものの、ブレーキをかけた痕跡が残されていないことが警視庁への取材でわかりました。

近くを走っていた車のドライブレコーダーには、白い車が猛スピードで車線を変更しながら車と車の間をすり抜けていく状況が記録されていました。

調べに対し、「薬を飲み過ぎたのが原因かわからないが、何かに衝突するまでは詳しく覚えていない」と供述しているということです。

警視庁は速度を落とすことなく突っ込んだとみて、何の薬を飲んだのかや逃げた理由などを捜査しています。