ゴーン被告逃亡関与で逮捕の2人 日本に引き渡しか 司法手続き

ゴーン被告逃亡関与で逮捕の2人 日本に引き渡しか 司法手続き
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日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告が中東のレバノンに逃亡した事件で、逃亡を手助けしたとして逮捕されたアメリカ人2人の身柄を日本に引き渡すか審理するための司法手続きがアメリカで行われました。
アメリカの捜査当局は、東京地検特捜部が逮捕状を取っているアメリカ人のマイケル・テイラー容疑者(59)と、息子のピーター・テイラー容疑者(27)を、日本側の要請を受けて東部マサチューセッツ州で20日、逮捕しました。

2人は、保釈中の去年12月にカルロス・ゴーン被告が、日本からプライベートジェットを使ってレバノンに逃亡するのを手助けした疑いが持たれています。

日本とアメリカは、容疑者の身柄の引き渡しに関する条約を結んでいて、20日、東部マサチューセッツ州の裁判所は、2人の身柄を日本に引き渡すか審理するための司法手続きをビデオ形式で行いました。

司法手続きには2人の容疑者も出席しましたが、事件に関する発言はありませんでした。

この中で司法当局者は、今後、日本側から正式に引き渡しを求める手続きが行われるという見通しを示しました。

裁判所の判事によりますと、身柄の引き渡しの判断には、大きく分けて2つの段階があり、裁判所での審理の結果、引き渡しが可能だと判断された場合、最終的には国務省が身柄を引き渡すかどうかを決めるということです。

東京地検 次席検事「引き渡し請求を準備」

東京地方検察庁の齋藤隆博次席検事は「現地時間の今月20日に、アメリカ国内で2人の身柄が拘束されたものと承知している。現在、当庁で速やかに引き渡し請求を行うべく準備を進めている」とコメントしています。