無人宇宙輸送船「こうのとり」午前2時31分に最後の打ち上げ

無人宇宙輸送船「こうのとり」午前2時31分に最後の打ち上げ
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国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の無人宇宙輸送船「こうのとり」の最後となる9号機の打ち上げが、21日午前2時31分に鹿児島県の種子島宇宙センターで行われました。「こうのとり」はおよそ15分後に切り離される予定です。
日本の無人宇宙輸送船「こうのとり」9号機を載せたH2Bロケットは、21日午前2時31分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。


そして、打ち上げからおよそ15分後の午前2時46分ごろ、高度287キロ付近で「こうのとり」を切り離す予定です。

「こうのとり」は全長10メートル、直径4.4メートルの円筒形の宇宙船で、高度400キロ付近で地球を周回している国際宇宙ステーションに物資を運ぶためにJAXA=宇宙航空研究開発機構が開発しました。

国際宇宙ステーションへの物資の輸送能力としては最大の6トン余りの物資を運ぶことができますが、今回の9号機で運用を終えることになっています。

「こうのとり」は11年前の2009年から運用が始まり、これまで8機すべての打ち上げに成功していて、今回で最後となる9号機の打ち上げに成功すれば、合わせておよそ50トンの物資を届けることになります。

JAXAは、「こうのとり」の後継機として「HTVーX」を開発して来年度中に打ち上げ、国際宇宙ステーションに物資を運ぶほか、今後、建設が計画されている月を周回する宇宙ステーション、「ゲートウェイ」にも物資を運ぶ予定になっています。

「こうのとり」9号機はロケットから切り離されたあと、高度400キロ付近まで高度を上げ、今月25日に国際宇宙ステーションに到着する予定です。