大手損保グループ3社 3月期決算は減益に 新型コロナなど影響

大手損保グループ3社 3月期決算は減益に 新型コロナなど影響
大手損害保険グループ3社のことし3月期の決算は3社ともに最終的な利益が減少しました。新型コロナウイルスの感染拡大で金融市場が混乱し、運用のために保有している株式の値下がりで損失がでたことなどが響きました。
MS&ADホールディングス、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングの大手3社は20日、ことし3月期の決算を発表しました。

最終的な利益は前の期と比べ、
▽MS&ADが25%の減益、
▽東京海上が5%の減益、
▽SOMPOが16%の減益となりました。

これは台風などの大規模な自然災害が相次いでいるため準備金を積み増したことに加え、新型コロナウイルスの影響で3月に金融市場が混乱し運用のために保有している株式が値下がりし損失が出たためです。

一方、来年3月期の見通しは、MS&ADは減益を予想する一方、SOMPOは増益を予想、また、東京海上は「未定」としています。

東京海上ホールディングスの藤田裕一専務は「感染拡大が続く中まずは保険の引き受けや支払いの態勢をしっかり維持していくことがなにより大切だ。社会や働き方が変化していく中、保険会社としてどう貢献できるのか考えたい」と話しています。