医療現場支援で “エール飯” 地元有志が弁当配達 神奈川 鎌倉

医療現場支援で “エール飯” 地元有志が弁当配達 神奈川 鎌倉
新型コロナウイルスの影響が続く中、神奈川県鎌倉市では、医療現場の最前線で働く人たちを支援しようと、地元の人たちが協力して弁当を病院に届ける取り組みが行われています。
この取り組みは、鎌倉市の6つの飲食店と地元の有志が、医療現場の最前線で働く医師や看護師などを支援したいと「鎌倉医療エール飯」と題して、今月7日から始めました。

飲食店が700円の価格で12種類の特製の日替わり弁当を用意してインターネットで注文を受け付け、地元の有志が無料で病院に配達します。

この日は協力店の一つ、ライブハウスの「大船HONEY BEE」がタイ料理のガパオライスとビーフカレーの弁当を作りました。

この店は3月以降、予定されていたライブなどをすべて取りやめて、飲食店として営業しています。

代表の西崎肇さんは「音楽の力で地域に貢献しようとお店をやっていましたが、このような状況ですので、医療従事者の方の助けになるのなら、ぜひ協力したいと参加しました」と話していました。

配送を担当したのは鎌倉市に住む会社員の片根竜哉さんです。

6人のメンバーが交代で在宅勤務の空き時間などを利用して配達しています。

3つの店を車で回って13食分を受け取り、鎌倉市の湘南記念病院に到着すると、患者などと接触をしないよう裏口に回って弁当を届けました。

そのあと職員が距離をとりながらテーブルを囲み、弁当を味わっていました。

湘南記念病院の田浪洋一事務長は「医療従事者が外になかなか出られない中でデリバリーで来てもらえるのは非常に助かり、感謝しています」と話していました。

弁当を届けた片根さんは「飲食店の方と医療従事者の方の両方の笑顔が見られるので、やってよかったです。人と人との助け合いで感謝の輪が広がるということが改めてわかったので、人の絆でコロナを打破できればと思います」と話していました。