米 財務長官「経済は7月以降時間かけて回復」 新型コロナ影響

米 財務長官「経済は7月以降時間かけて回復」 新型コロナ影響
アメリカのムニューシン財務長官は、新型コロナウイルスの影響で大きく悪化しているアメリカ経済について、ことし7月以降、時間をかけて回復していくという見通しを示しました。
ムニューシン財務長官は19日、FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長とともに、オンラインによる議会上院の公聴会に出席しました。

この中でムニューシン財務長官は経済の見通しについて「経済活動の再開を、各州と緊密に連携してリスクを最小限に抑えながら進めている。ワクチン開発にも期待しており、ことし第3四半期と第4四半期、そして来年にかけて、経済状況が改善していくと見込んでいる」と述べ、ことし7月以降、時間をかけて回復していくという見通しを示しました。

また、経済の正常化が来年の終わりまでずれ込むという厳しい見方を示しているFRBのパウエル議長は、悪化する経済を支えるために「あらゆる手段をとる」と述べ、必要に応じて追加の金融緩和を行う方針を示しました。

アメリカでは、経済活動再開の動きが始まったことで、景気が底打ちしたという見方がある一方、大量の失業や感染拡大の第2波への警戒を背景に消費者心理はすぐには改善しないという懸念も広がっています。