不明日本人女性の元交際相手 仏へ引き渡しで捜査の進展に期待

不明日本人女性の元交際相手 仏へ引き渡しで捜査の進展に期待
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2016年にフランスに留学していた日本人の女子大学生の行方がわからなくなった事件で、殺人の疑いで国際手配されているチリ人の元交際相手の容疑者がチリからフランスに引き渡されることについて、女子大学生の家族の弁護士が地元メディアの取材に応じ、捜査の進展に期待を示しました。
筑波大学の学生、黒崎愛海さんが、2016年に留学先のフランス東部のブザンソンで消息を絶った事件で、フランスの捜査当局は、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者(29)を殺人の疑いで国際手配し、容疑者がいるチリの最高裁判所は18日、フランス側に身柄の引き渡しを認める決定をしました。

黒崎さんの家族の代理人を務めるガレ弁護士は19日、AFP通信の取材に応じ、「フランスでの新たな捜査の可能性を広げる決定だ。刑期を考えて、セペダ容疑者はこれまでと違う主張や態度をするかもしれない。それこそが私たちが希望していることだ」と述べました。

そのうえで「家族は3年半以上待ち続けている」と述べて捜査の進展に期待を示しました。また、事件を担当するフランスのマント検事も「セペダ容疑者次第だが、フランスでの取り調べが新たな進展につながるかもしれない」と述べ捜査をつくす考えを強調しました。