日産自動車 6月も3工場で生産一時停止 新型コロナ影響長期化

日産自動車 6月も3工場で生産一時停止 新型コロナ影響長期化
新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に車の需要の低迷が続いていることから、日産自動車は、来月も国内3つの工場の生産を一時停止することを明らかにしました。
高級ブランドの車種を生産する栃木工場は、通常休みとなっている土日に加え来月1日から19日までのすべての平日も生産を停止します。

また、小型車や電気自動車を生産する神奈川県の追浜工場は来月1日の1日のみ、子会社の日産自動車九州は来月1日から5日まで、それぞれ生産を一時停止するということです。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的に車の需要が落ち込んでいるほか、一部の部品の調達が難しくなっているためだとしています。

国内の自動車メーカーではトヨタ自動車も来月の4日間、一部の生産ラインを除いて国内すべての自動車工場の稼働を停止することを決めるなど影響が長期化しています。