ミャンマー東部 覚醒剤や麻薬18トン押収 この地域で過去最大量

ミャンマー東部 覚醒剤や麻薬18トン押収 この地域で過去最大量
国連薬物犯罪事務所は、世界有数の違法薬物の生産地の一角を占めるミャンマー東部で、地元の警察や軍とともに捜査を続けた結果、18トンに上る覚醒剤や麻薬を押収したと発表し、この地域としてはこれまでで最大の押収量だとしています。
国連薬物犯罪事務所の発表によりますと、捜査はことし2月20日から先月9日まで、ミャンマー東部シャン州の中国との国境に近い山岳地帯で行われました。

その結果、「ヤーバ-」という名称で流通している覚醒剤およそ2億錠、ヘロイン290キロ、高揚感を得られることから不正使用のまん延がアメリカなどで問題になっている鎮痛剤の「フェンタニル」3700リットルなど合わせて18トンの薬物と、原料とみられる化学物質など35トン余りを押収しました。

タイやラオスと国境を接するミャンマー東部は、「黄金の三角地帯」と呼ばれる世界有数の違法薬物の生産地の一角で、今回の押収量はこの地域としてはこれまでで最大だとしています。

生産に使う設備も大量に押収し、捜査の中でミャンマー人と外国人合わせて33人の身柄も拘束したということです。

国連薬物犯罪事務所は「この地域の違法薬物の生産と密輸は想像を超える規模で行われていることが確認された」として、さらに取締りを強化する必要があると訴えています。