パナソニック決算 20%余の減益 新型コロナの影響などで

パナソニック決算 20%余の減益 新型コロナの影響などで
パナソニックのことし3月期の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で最終的な利益が2200億円余りと、前の年と比べて20%余りの減益でした。
パナソニックは18日、ことし3月までの1年間の決算を発表し、グループ全体の売り上げは7兆4906億円と、前の年と比べて6.4%減少しました。

また、最終的な利益は2257億円と20.6%減少し、減収減益の決算になりました。

これは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で海外の工場の稼働を一時、停止したほか、主力の家電製品や自動車向けの部品の販売も落ち込むなどしたためです。

来年3月期の業績見通しについては、合理的な予想が難しいとして具体的な数値の公表をやめ、「未定」としました。パナソニックは構造改革として赤字事業の削減に取り組んでいますが、ことし3月期の決算ではテレビ事業がおよそ100億円の赤字となり、引き続き立て直しが課題になっています。

電話会見を開いたパナソニックの梅田博和CFOは、テレビ事業の赤字は今年度も続くという見通しを示したうえで「開発や生産で他社との協業も検討している」と述べ、改革を急ぐ考えを強調しました。