野党5党首らネット会見 検察庁法改正案の成立見送りで

野党5党首らネット会見 検察庁法改正案の成立見送りで
検察庁法の改正案について、政府・与党が今の国会での成立見送りを決めた中、野党5党の党首らは、そろってインターネット上で記者会見しました。
立憲民主党の枝野代表は「有権者が声を上げ、政治を動かしたが、背景には、感染症対策に総力を上げるべきだということがある。単なる先送りで本当の解決ではないので、検察官の定年延長を可能にする規定を切り離さなければならない」と述べました。

国民民主党の玉木代表は「そもそも東京高等検察庁の黒川検事長の定年を延長したことに大きな問題がある。改正案によって、その根っこの部分を後付けで正当化するのだとしたら、追及することが大事だ」と述べました。

日本維新の会の足立幹事長代理は「単なる先延ばしでは意味がない。ほかの野党は、本当に反対ならば、審議入りの際にもっと反対すべきだったし、廃案まで追い込むべきだった」と述べました。

共産党の志位委員長は「ネットのうねりが、新聞やテレビなどに広がり、民主主義の底力を示した。定年延長を可能にする規定と、黒川氏の定年延長の閣議決定の両方の撤回が必要だ」と述べました。

社民党の福島党首は「法案成立見送りは、1000万とも言われるツイートなど、国民一人一人の力で実現できた。民主主義にとって画期的だ」と述べました。