京都 二条城が公開再開 京都府民に限定 新型コロナ

京都 二条城が公開再開 京都府民に限定 新型コロナ
新型コロナウイルスの影響で公開を休止していた京都の世界遺産・二条城は18日から京都府民に限る形で公開を再開しました。
京都市中京区の二条城は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて先月7日以降、公開を休止していました。

京都府への緊急事態宣言はまだ解除されていませんが、京都府が16日休業要請を一部解除したことから、18日から京都府民に限る形で公開を再開しました。
18日朝は受け付け開始を前に、マスク着用などを呼びかける注意書きを掲示したり、チケット売り場に並ぶときの間隔の目印となるテープを貼ったりする準備をしました。
午前8時45分に公開が始まると、近くの住民などが訪れ、門や建物の写真を撮るなどして楽しんでいました。

密集を避けるため、国宝の二の丸御殿と展示収蔵館では、観覧者が増えた際には人数を制限するということです。

妻と訪れた近くに住む男性は「ふだんは外国人観光客など多くの人で混み合いますが、きょうは『府民に限る』ということで空いているかなと思って来ました。そろそろ開放感を味わいたかったので安全なところで楽しみたい」と話していました。